働く人を知る
トレーナー・トレーニー対談
すぐ隣で先輩が教えてくれるから心強い。
共にDXを学び、事業を軌道に乗せたい
すぐ隣で先輩が教えてくれるから心強い。共にDXを学び、事業を軌道に乗せたい
OUTLINE
DX(デジタル・トランスフォーメーション)を活用して施設の長寿命化対策を行う維持管理・点検事業部において、生産性向上を図るための各種技術に対する情報収集、分析を行っている大越と本多。入社以来、トレーナー・トレーニーの関係を構築している2人に、互いの印象やどんなことを学び、どう事業を育てようとしているのかなどを語り合ってもらった。
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大越 龍
RYU OHKOSHI維持管理・点検事業部
チーム長
2013年入社
(キャリア採用) -
本多 凌茉
RYOMA HONDA維持管理・点検事業部
2021年入社
物腰が柔らかい人が多い環境の中、
トレーナーが成長を後押し
- 大越
- 本多君はフジミコンサルタントにどんな思いで入社したのかな?
- 本多
- 学生時代は、法学部で都市政策に興味を持って学んでいました。社会インフラを支える仕事に就きたい気持ちが湧き、当社はコンサルタントとしての実績とドローン測量など最新技術を導入している点、新卒1期生を採用するという点でフレッシュな気持ちで頑張れそうと思って志望しました。
- 大越
- 私が本多君に感じた第一印象は、とても真面目だということ。また文系出身だったので、土木に関する知識は多少勉強が必要になるだろうな、ということでした。
- 本多
- 確かに土木構造物や設計に関する知識はゼロの状態。面接時に「頑張って勉強してほしい」と言われましたが、文系の自分がなじめるか少し不安でした。また公共的なインフラを手掛けている面から、会社は少し堅そうという印象も持っていました。でも実際は物腰が柔らかい方が多かったのは驚きでした。大越さんも最初は硬派のイメージでしたが、冗談を飛ばすこともあり、良い意味のギャップがありました(笑)。
- 大越
- 私は本多君が入社したときは所属が設計部で、そちらの業務が多忙な時期でした。トレーナーとしては、土木や設計に関して基礎的内容を分かりやすく説明することを意識しながら指導しました。2021年秋から本格稼働した維持管理・点検事業部は、自治体や建設業界が課題とする業務効率化や省人化対策などに向き合って、DX導入などを提案する部署。今は年齢やキャリアに関係なく、一緒に勉強して模索している感じだね。
- 本多
- そうですね。今はコンクリート2次製品をつくる会社の資産管理システムの導入や次年度予算決定のお手伝いをする仕事に、大越さんと一緒に関わっています。入社当初は土木構造物の資料チェックをしたり、CADや解析処理ソフトなども触らせていただいたりする中で、主軸となる設計部の仕事や会社の全体像を把握できたと思います。
- 大越
- 土木インフラ施設では設計や施工における小さなミスも人命に関わることがあり、重要事項については詳細に説明することを心掛けました。本多君にとっては未知の業務であり、本人も大変苦労したと思います。しかし、業務を少しずつ経験して物事を順序立てて考えたうえでシステム企画なども実施できるようになっていると思います。
セミナーで情報を収集、DXに強く企画提案できる存在へ
- 本多
- それはまさにトレーナー・トレーニー制度があったおかげです。すぐ隣に質問を受けてくれる大越さんがいてくれて、慣れない職場環境に適応しやすく助かりました。
- 大越
- そう言ってくれると嬉しいね。今はインフラの維持管理に役立つDXやIT関連のセミナーを調べてオンラインで参加したり、DX関連の展示会に一緒に行って新しい製品を見たり、資料をもらってお客様先に応用できないかを検討することも多くなっています。自分ではどんな点で成長を感じている?
- 本多
- 入社当初から比べると、PCスキルの向上や建設・土木業界や会社の知識を広げられた点で成長は感じています。真の成長ややりがいは、事業が軌道に乗ったときだと思うのでこれからですね。今後は会社のサポートも受けつつITパスポートや基本情報処理などの資格取得にチャレンジし、DXやITに強いコンサルタントが目指すところです。また先輩とお客様先に同行することでコミュニケーション力を磨き、将来的には施設の維持管理・点検の現場も数多く見ることによって、企画力・提案力を磨いていけたらと思います。
- 大越
- 当社はコンサルタント会社として少数精鋭型で、一人ひとりの裁量範囲が広い会社。それだけに本多君には長い視点でいろいろな面で成長してもらいたい。また私自身もDXやITに関しては同じ知識・技術レベルなので、本多君とも協力し合いながら業務を遂行し、成長できればと思います。お客様の大切な資産をいかに効率良くシステム管理し、長寿命化や運営をサポートできるか。良い提案ができる会社へ、共に頑張っていきましょう。
- 本多
- はい。頑張りましょう。
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